蔵の中では仕込まれたもろみがじっと熟成するのを待っていました。ここからヤマロク醤油の二枚看板、鶴醤(つるびしお)と菊醤(きくびしお)が生まれます。DS主催者のオフィスアクション奥村もこの島に来ると必ず買って帰る逸品。ちなみに筆者は鶴醤派です。
※醤油は島内各地のみやげ物屋さんでも販売されています。
では敷地内、ヤマロク茶屋のグルメを紹介しましょう。
 
ヤマロク茶屋のひしお丼は豚の菊煮。菊煮?それはヤマロクの「菊醤」で煮込まれた角煮だから菊煮と呼ぶのです。
なぜ角煮?それは五代目の奥さんが沖縄出身だからだそうな。ラフテー、というやつですね。

まずは鍋に入った具材だけがやってきます。豚肉と椎茸、そして麩が入っています。それを目の前で火にかけて暖めるとそろそろいいかな、というころにご飯登場。具を全部ご飯にかけると結構つゆだく。でも、かけ過ぎなんかじゃありません。これでちょうどいい。

肉は歯がなくても噛めるくらいの柔らかさで脂身もしつこくありません。この味を作り上げるまでに1年の歳月をかけただけのことはあります。

2012年で販売終了。現在は販売されていません。

 

豚の菊煮かけかけひしお丼

しょうゆプリンの発祥はこのヤマロク醤油なんだそうです。
口に入れた瞬間はあっさりとした甘さ。一瞬、「フツーのプリンじゃん」と思うのですが、そのあとから口の中にほんのりと醤油の香りが広がってきます。上に乗っかっているのは甘く煮詰めた丹波黒豆。丹波黒豆はヤマロク醤油の原料でもあります。

しょうゆプリン  ¥300

見た目は一見フツーのワッフル。食べてみると外側はカリッと、中はもっちりとしたほかにはない食感です。七輪で焼いていただきます。一緒についてくる黒豆の煮汁を好みでつけてたべてみてください。

しょうゆワッフル焼き焼き♪  ¥300

ほかにも、醤油のせアイスや醤油づけカマンベールチーズ、TKG(たまごかけご飯)用の佃煮「たまこまめごはん」などなど、気になるモノがいろいろあります。

やまろく茶屋

http://yama-roku.net/index.html

TEL 0879-82-0666

住 所 小豆島町安田甲1607

OPEN 9:00〜17:00

休 日 年中無休

予 約 不可

※現在は販売されていません。